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2012年宇宙研特別公開レポ ベピ・コロンボ編

というわけで7月27日、JAXA相模原キャンパスへ行ってきたのでそのレポートをば。

猛暑の中、それほどエアコンが効いていない宇宙研の中を歩きまわるのは
キツイので毎回(といっても3回目だけど)椅子に座れて空調もそこそこ
効いている公演を見に行くことにしてるんだけど今回はベピ・コロンボプロジェクトの
開発員、西野さんの公演を聞きに行った。

個人的にロケットや地球軌道の衛星よりも遠くまで旅をする探査機の方が好きなので
ベピ・コロンボの話は楽しみだった。以下、見聞きしたことをざっと書いておきます。
西野さん、中々面白い人だったな。というか面白く話してくれたんだよな。

・2015年夏打ち上げ予定(2014年予定だったはずだけど延びたのね)で
2022年1月水星到着。水星まで6年半の道のり
・最近もヨーロッパの担当者と会議をしたとかで水面下では
着実に計画が進んでいるみたい。
・あかつきイカロス邪魔発言w
・ベピ・コロンボの目的地、水星は月より少し大きい程度。大きさの割に密度が高い
・水星の1日は地球の176日。ナトリウムの大気がある
・月にも希薄なナトリウムの大気?がある
・ベピ・コロンボのJAXA側の探査機MMOは水星の磁気圏を調べるが
磁気圏を調べるには水星の近くを飛ばさなくてはならない。これが大変!
・水星の近くは地球の10倍の太陽光を受けるしこれまで水星探査をした
先輩は二人(二機)しかいないし
・MMOは全身鏡張りで銀色で覆われている。鏡は太陽光を反射するので
猛烈な熱から探査機を守る
・八角柱の形をしていてアンテナや観測機器を伸ばすと端から端まで12メートル
・ESAの探査機MPOはMMOより水星に近い軌道を飛ぶ
・MMOのアンテナをONに出来る時間は限られる
・水星軌道に着くまではESAで管制する。ドイツの施設(だと思う)
・某N社が開発担当している(宇宙関係でN社っていえばあそこしかないよな)
・水星到着までMMOは日除けで太陽光から防護するので水星に着くまでは
なにも観測できない
・太陽フレアが起こった時は2日間くらい機器をオフにする
・水星投入軌道は高度600Km?だったかな
・当初は400Kmの予定だったがその高度だと探査機が壊れる恐れがあるので引き上げた
・600Kmでも400Kmでも観測精度にそれほど差はない
・当初は水星への着陸機も検討していたが相当難しいため断念
・西野さんベピって呼んでた

ウィキペディアや公式サイトに載ってる情報も多かったけど直接関係者から
話が聞けるのは特別公開の醍醐味ですなぁ。

参考リンク
水星探査プロジェクトMercury project: BepiColombo [ISAS/JAXA] 最新ニュース
ベピ・コロンボ - Wikipedia




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